交通事故を示談で終わらせる危険性

大抵の場合、話し合いで解決する、ということは正しいことです。暴力に訴えず、当人同士の合意の元トラブルを解決しようとすることは、良い結果をもたらします。ただし、全ての場合において、そうなるわけではありません。話し合いで解決しようとすることが、双方の、または片方にとって損失となる場合があります。それはどのような場合でしょうか。

そこで挙げられるのが、『交通事故』です。車両同士がぶつかるなどの事故が発生した時、そこまで被害が大きくないのであれば、当人同士でそれを解決させようとする働きがあるかもしれません。そうすることによって、ことを大きくすること無く、お金のやり取りだけで済まそうとします。軽度な交通事故の場合、そのようにして解決を図ることがありますが、安易に示談で処理をしない方が良いと言えるのは、まず『あとで思っていた以上に被害が大きかったことに気付く』ことがあるということ、またそれによって『請求できるはずの賠償ができなくなる』こと、さらには、本当は『物損だけではなく人身事故であった』ことに気付くということ、これらが挙げられます。

事故が発生した時は、焦ってその場だけで何とかしてしまおうとするかもしれませんし、相手にまくし立てられてそのようにしてしまうかもしれません。一度示談が成立してしまうと、あとになって賠償金を請求することが非常に難しくなります。示談というのも、お互いが合意すれば成立してしまいます。